マカの種類と用途
マカの種類は、約100種類近くあるといわれ、そのうちの11種類はペルーで栽培されています。それぞれ産地によって特徴があり、また同じ場所で栽培していたとしても、土壌の状態によって色や大きさなど異なる場合もあります。それぞれのマカの特徴を知り、用途別に摂取すると効果的でしょう。
黒マカ（黒紫色から黒色）
黒マカには、ホルモンの不足によって起こる記憶障害を減少させてくれるという効果があります。
そして、マカを服用する目的で一番多い、精力の回復効果がもっとも高いのもこの黒マカです。黒マカは精子の生産性に優れており、精子の数や生産性を高めてくれる効果があります。
そのため、男性の不妊治療や滋養強壮、精力の促進などの用途に使われています。
赤マカ（ピンクから赤色）
赤マカは精子の生産量を高める働きはあまりありませんが、前立腺の保護作用が非常に高いです。
前立腺サイズを縮小させ、前立腺肥大症などを予防、また改善する効果が期待できます。
また、赤マカには骨密度を高める作用もあるため、女性に多い骨粗鬆症の予防や改善への効果も見込めます。最近では、赤マカは男性よりも、女性向けのマカとして販売する際に使用されることが多いです。
マカ（白、またはクリームがかった黄色）
黄マカにも、滋養強壮や精力増進などの効果はありますが、比較的効果は薄いです。
マカは色が薄いものほど栄養素や効果が少ないとされています。そのため色のハッキリとした黒マカや赤マカは栄養素を豊富に含んでおり、あらゆる効能を得ることができますが、色の薄い黄マカは効果があまり得られません。
有機マカ
有機マカとは、「有機（オーガニック）認証」取得済みのマカです。
「有機（オーガニック）認証」とは、“化学的に合成された肥料や農薬の使用を避け、安全性に配慮、また手間隙をかけて作られている”という有機（オーガニック）の基準に基づいて生産したものであることを、第三者機関が証明したものです。
つまり有機マカは化学肥料や農薬を使用していない、安全性に配慮されたマカということですね。有機（オーガニック）で栽培して尚且つ手間隙かけて栽培したため、マカ本来の力が発揮でき、黒マカ・赤マカ・黄マカに負けないくらい栄養素が豊富にとされています。
