マカの味
今や滋養強壮だけでなく、健康食品としても広く名の知れた野菜の一種であるマカ。
しかし意外と知られていない「マカの味」。みなさん、マカの味はご存知ですか？
実は、マカは少々苦い味がします。「良薬口に苦し」という言葉の通り、人間の体に良いとされているマカは苦味を持っています。正確に言うと苦味と、ほのかな甘味があります。「焦げたきな粉のような味」が一番近い表現かもしれません。極端に苦い、マズいといった味ではないのですが、マカは独特の風味があるため、その風味が苦手という人も多いようです。
最初からおいしいと感じる人はなかなかいませんが、この独特な味がなんともいえず癖になり、そのまま飲めるようになったという人もいます。
しかし、そのような人は極めて少なく、粉末状の場合はジュースや牛乳、ヨーグルトやゼリーなどと混ぜて摂取する人が多いようです。また香辛料・調味料として、味の濃い料理、例えばカレーやビーフシチューなどに混ぜると味が目立たなくなります。またゴマ、味噌、ケチャップと相性が良いという人もいるようです。他にもソース系のお好み焼きや焼きそばに混ぜると味が紛れるという意見もあります。
「料理に混ぜても味が気になる」、「マカの味は苦手だけど、なんとかマカを摂取したい！」そのような人はオブラートを使用するかサプリになったもので摂取するといいでしょう。実際にオブラートにマカを包んで摂取している方も多数いるようです。またサプリになったものは圧縮タイプ、カプセルタイプ、コーティングタイプなど様々な形状がありますが、どれもマカ特有の臭いや味を感じることはほとんどありません。
確かにマカの味は独特で慣れにくいものです。味が嫌で飲むのを断念してしまった人もいるようですが、体の変化を信じ、飲み続けて体調が改善された人もいます。マカは五大栄養素と豊富なアミノ酸を同時に摂取することができる貴重な植物です。自分に合った飲み方を見つけて、健康的な体を目指しましょう。
